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松嶋 洋 (まつしま よう)
元国税調査官 税理士
昭和54年福岡県生まれ。平成14年東京大学卒。国民生活金融公庫(現日本政策金融公庫)、東京国税局、日本税制研究所を経て、平成23年9月に独立。現在は顧問業務の他、税務調査対策・税務訴訟等のコンサルティング並びにセミナー及び執筆も主な業務として活動。とりわけ、平成10年以後の法人税制抜本改革を担当した元主税局課長補佐に師事した法令解釈と、国税経験を活かして予測される実務対応まで踏み込んだ、税制改正解説テキスト「超速」は数百名の税理士が購入し、非常に高い支持を得ていた。著書に『最新リース税制』(共著)、『国際的二重課税排除の制度と実務』(共著)、『税務署の裏側』、『社長、その領収書は経費で落とせます!』などがあり、現在納税通信において「税務調査の真実と調査官の本音」という300回近いコラムを連載中。
重加算税について、元税務署職員の立場と法律条文上の考え方を交えて講義頂いたので非常に分かりやすかったです。様々な裁判例をご提示頂いたので、後での自学に役に立ちそうです。特に裁判例の対比が秀逸で個別案件におとし込んで今後の税務調査に生かせそうです。
重加算税は大枠として理解しているつもりでしたが、詳細に関してはあやふやなイメージしかありませんでした。今回、きちんとした理解の柱を立てて教えて頂き、判決等も含めて理解を深めることができました。悪しき例示として、「わざとじゃないから重課ではない」というのをあげられていましたが、正に自分も同じでした。特に「課税要件事実に関する隠ぺいの有無」「申告行為以外に関する隠ぺいの行為が必要」「特段の行動」「取りあえずの期限内申告のリスク」は目からウロコでした。
重加算税については、その全体像を学習する機会が今までなかったので、断片的な知識を体系的にまとめることができました。偽りその他の不正がある場合の意義や、脱税との相関関係、過小申告と隠ぺい仮装の意図の両方が要件となっている点が参考になりました。
実務で接する重加算税課税の有無につき、ポイントを整理することができました。とりわけ「申告ミス」と「仮装隠ぺい」とがある場合に対象となるものであり、課税要件事実の仮装隠ぺいがあるかどうかの判断が必要であるとの指摘は、重要であることがわかりました。さらに近年は、「特段の行動」という、異なる要素が加わり、従来とは変化しているということもたいへん参考になります。
重加算税について、実務面のお話が多く大変役立ちました。また、判例、裁決例も多く参考になりました。
重加算税を課されるか否かがすっきりしてきました。個別判断とはなりますが、注意深く対応すべき点があることがわかり、今後の納税者とのコミュニケーションを大切にしていきたいです。とりあえずの期限内申告も注意したいです。
自分の中でもずいぶん混乱していたと思います。過少申告と重加、5期遡及か7期遡及か、何に対しての意図なのか?「重加」の建前など、「重加」についてここまで深く勉強したことが無かったので、勉強になりました!!顧問先を防衛するためには、絶対必要知識でした。有難うございました!!
重加算税について、理論だけではなく、実例を挙げての説明もあり、非常にわかりやすかった。特に、重課があれば他の過少申告についても7年遡及という点は盲点であり、参考になった。時間的に難しいと思うが、調査自体のロジックについて言及があればなお良かったと思う。
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